柚のかおり〜昼ごはん、夜ごはん〜

思い立ち、何故か新城に来ています。


外は霙混じりの雪。私にとっては初雪です。


何故か『篤姫』と『坂の上の雲』のサウンドトラック聴きながら(あたしゃN○Kの回し者かっｗ)寒～い車内で、冷た～いリプトンのミルクティ飲んでいます(アホかｗ)


今更ですが、新城は私にとって特別な想いのある街です。


幾年月流れようと決して忘れえぬ、淡い初恋の人の眠る街だからかもしれませんが。


あの人はバブルで浮かれる日本も、バブルが弾けて混迷する日本も、四十路間近になった私も知らずに、故郷のお墓で眠っています。


今夏、グロリアスさんのご助力もあり、あの人の実家の所在地がわかり、お宅を訪ね、お線香をあげさせて頂いた際、あの人のお兄様が“忘れてはいけないんだろうけど、毎日の忙しさの中で、だんだん記憶って薄くなってゆくんですよね…”とおっしゃられたのが、私の胸に強く印象に残りました。


そう、人は悲しみを日々の忙しさによって忘れることで、強く前を向いて歩いて行くんです。


二十歳で突然父を亡くした私もそうでしたから。


でも…。


あの人のことは、最期が突然だったこともあり、未だに脳裏に鮮明で、なかなか忘れることができずにいます。


先生、こんな私はアホですか？(苦笑)