柚のかおり〜昼ごはん、夜ごはん〜

私の39年の人生の中で、その死を声を挙げて泣いた身内以外の２人の内の１人に、新城出身のＫ先生がいます。


私より14才上で、新城東、同志社出身のＫ先生は、お洒落でひょうきん、でも怒る時は他人の子でも何でも遠慮なくド怒る、大好きな先生でした。


そんな先生が不慮の事故で亡くなられたのは、高校受験を目前に控えた２月最後の日の深夜。


翌朝、両親から、落ち着いて聞きなさいと前置きされ告げられた時は、ショックで思わず卒倒しそうになりました。


無意識に何度も、嘘だ、嘘だと叫び、大声を挙げて泣き叫んでいました。


あの悲しみの日から、早いもので四半世紀近い月日が流れてゆきました。


気がつけば先生が亡くなられた年齢を遠に追い越し、15才の夢見る少女だった私も、39才の汚いイカズ後家に変わり果てていました(泣笑)


今も胸に想うことがあると、先生のお墓にお参りしては、応えてくれることのない墓石に向かっては、一人語りを楽しんでいます。


今日もそんな日でした。


暮れなずむ新城の街並みを背に、いつまでも々、先生とお話していました。


Ｋ先生、私達、またいつか必ず逢えるよね。


京都の話、いっぱい、いっぱいしよな。


ま、私は努力と頭が足りなくて、同志社は無理だったけどさ(苦笑)


(画像は、知人から頂戴した、設楽のきららの森)


◆追伸◆
昭和33年前後の生まれの方で、新城中学もしくは新城東高校出身で、かつ昭和63年２月29日に、新城市内で交通事故で亡くなられたＫ先生に心当たりのある方がもしいらっしゃいましたら、ご連絡頂けないでしょうか？